マンションを買おうと思った理由①

27歳独身の私が、マンション購入という一世一代の買い物に踏み切った理由をまずは書きたいと思います。

医療従事者として勤務しているため、コロナ禍でなかなか友達とも会えず、大好きだった飲み会も参加できず、この2年間耐え忍ぶ毎日が続いていました。

年齢的に周りの友人や同僚は結婚や同棲など人生の転機を迎えている中、彼氏もいない、出会いもない私は、なんだか取り残されるような焦りを感じていました。

何も変わらずに同じ場所で足踏みする自分と比べて、これから新生活を迎える同僚が眩しく見えて、みじめに思えるような気持ちもありました。

コロナ禍になる前は、そのうち彼氏ができて、何年後かになんとなく結婚するんだろうな〜くらいの結婚願望でしたが、このままで自分が近い将来誰かと結婚するビジョンがどうしても見えず…。

だんだんと、この先の人生を1人で生きていくということを視野に入れて考えるようになっていきました。

私は大学を卒業したときから1人暮らしというものにそんなに興味はなく、それよりは欲しいものを買ったり、しっかり貯金ができる実家暮らしにメリットを感じていました。

さすがに27歳まで実家にいるとは思っていませんでしたが笑

そのうち結婚なり同棲なりの理由ができて、20代後半には出て行くことになるだろうと漠然と考えていたんですよね…。

ところがこのコロナ禍ですよ。

毎日楽しみもなく、仕事に行って帰ってくるだけの日々、花金も連休の旅行も行くことができない…。

周りは結婚や同棲や転職などでライフステージをどんどん登っていくなか、将来に希望が持てず、未来が真っ暗に思えてきてしまったんです。

この環境から抜け出したい。未来を変えたい。毎日を前向きに過ごせるようになるにはどうしたらいいのか…、

そこで、マンションの購入を思いつきました。

自分の居場所を見つけたいという気持ちもあったし、だれかに自分を認めてもらいたいみたいな欲求もありました。

結婚できなくったって、自分の稼ぎだけで、20代で家買ったなんてスゴイじゃん！

ってだれかに言われたいみたいな。

幸い、新卒から実家暮らしをしていた私は、同年代の方よりも少しだけ貯金があり、色々と調べていくうちに、マンションの購入もそう馬鹿げた話ではないのかもと気付いたんです。

考え始めたのは今年になってからなので、そのたった2ヶ月後に契約するとは、正直思ってもいなかったことですが。

まだお金も貯めたいし、来年くらいに、30歳くらいまでに買えたらいいかなーと当初は考えていました。