20代独身女子のマンション購入日記

27歳のわたしが都内新築マンション購入に奮闘中。

内見③新築マンションC

A駅に住むことを諦めた私は、続いて新築マンションとしては2か所目のマンションCのモデルルームを訪れました。

 

マンションCのスペックは、

・間取りは今までに見てきたマンションとほぼ同じ1LDK

・30平米台だがやや狭い

・駅徒歩3分だが、最寄りは憧れのA駅ではなく、A駅のお隣のB駅

・北向き

・4階

・物件価格3100万円

 

まず私にとって魅力に感じたのは、駅から徒歩3分という近さでした。

そもそも、実家が最寄り駅から3分の立地の戸建でしたのでそれに慣れてしまっていたため、5分以上かかる物件はちょっと気が進みませんでした。

だけど、希望の条件として駅徒歩5分以内にしてしまうとかなり範囲が絞られてしまうため、7分以内というのを目安にしていました。

それでもヒットするのは限られてきます。

そんな中、駅徒歩3分というのはなかなかない希少な立地です。

 

マンションCの建つB駅は、都心へのアクセスはそこそこ。各駅停車しか止まりませんが、私の職場の最寄り駅までは25分くらいで十分近そうです。

駅周辺はイオンのような大型スーパーや業務スーパー、それなりにチェーン店の飲食店もあり、住むのに不便はなさそうです。

大好きなA駅へも乗り換えなしの一駅だし、定期券で行けます笑

 

また、実は実家からも徒歩20分(バスで10分足らず)の駅でもあり、実家の最寄りは寂れていて飲食店が23時には閉まってしまうため、地元の先輩や友達と飲むときはB駅の24時間やっている居酒屋やカラオケ店までだらだら歩いて行ったおなじみの土地でもあります笑

 

広さはマンションA・Bよりも少しだけ狭く、リビング収納がなかったり、クローゼットがちょっと小さいような気がしましたが、まあ許容範囲。脱衣所のリネン庫や玄関横にも靴箱以外に収納スペースがあるため、なんとか工夫すればひとりぶんの荷物はしまえそうです。

設備は細かいところでいうと、トイレの手洗いはごく一般的なタンク上に付属のもの。

食洗機や床暖房はなくいたってシンプルと言いますか、無駄な設備をなくしてコストカットを叶えている印象でした。

床の色は、営業さんに「ここのお部屋はホワイトかブラウンになる予定です。まだ決まっていませんが…」と案内されたのをいいことに、「ホワイトがいいです!」なんて調子よくリクエスト笑

その日のうちに責任者さんに確認してくれて、ホワイトに決定してもらいました笑

この時点では購入は決まっていなかったくせに図々しい笑

 

 

結論を言いますと、結局私はこちらのマンションCを契約しました!

 

上記のように、私にとっては利便性が高い立地を気に入ったのもありますし、駅近なのにも関わらず無理のない予算で買えそうだというところも決め手となりました。

 

概算としてはフラット35で借入額2600万円、ボーナス月はプラス10万の支払いで、管理費と修繕積立金を含めた月々の支払い額は7万1000円ということです。

 

どうですか?

これでも本当は無謀なんですかね?笑

1人暮らしの経験がないため、月々の生活費が実際どれくらいかかるのかよくわからないんですが。

でも東京で賃貸を借りようと思えば、しかも女性でそれなりにセキュリティにもこだわれば家賃でこれくらい超えてしまうと思うんですけどね。

 

手取り月収18万でこのローン返済計画は果たして可能なのか笑

やってみないとわからないですね。

温かく見守ってください笑

 

 

前述したマンションA・Bと違って予算が希望通りだったことと引き換えに、残念ながら懸念点となったところもありました。

 

担当となった営業さんに、丁寧に説明を受けた結果、懸念点を乗り越えて購入に至ったのですが。

 

①B駅のイメージの悪さ

何十年も昔の話なのですが、かつて凶悪犯罪が起きた地名として全国的に報道されたことから、現在でもいまだにBという地名には治安が悪いというイメージがつきまとっています。

実際にB駅から徒歩20分圏内に27年間住んでいる私の感想としては、今まで別に怖い思いをしたことはありませんし、都内の中で特段治安が悪いとは到底思えません。

犯罪の検挙数でいえば、新宿や渋谷の方が遥かに多いと思いますし笑、都内でも人気エリアの西の方よりは都心へのアクセスもだいぶいいと思いますので、価格を考慮するとかなりお得感があると感じます。

 

ただし、こう考えるのは私がB駅をよく知っているからで、一般的にはやはり地名自体に悪いイメージが大きいようです。

B駅 住みたくない

B駅 治安が悪い

とかってGoogleの予測検索に出てきちゃうんですもん…笑

 

となると、今後売るときを考えると、地名としてのイメージの悪さがどれくらい資産価値に関わってくるのかっていうところが気になってきてしまいます。

 

資産価値に関しては、専門家ですら確かなことは言えないと思いますが、B駅を含めたエリアはそこの自治体の再開発計画に含まれており、今後きれいに整備されていくことが決まっているようです。

周辺にまた別の大きめのマンションが建つという計画もあり、ファミリー層の流入が予測されることも今後のイメージアップに寄与していくだろうということでした。

それを聞いて、イメージの悪さに対してはちょっと安心。

 

②北向き

マンションの購入を検討していることは、家族や一部の仲のいい友人にしか話していませんが、検討している物件が北向きだということを伝えると、北向きなんて信じられない!やめときな!というリアクションが返ってくることが本当に多いです笑

私自身は今まで1人暮らしの経験がなく、お部屋の日当たりには無頓着で生きてきたためそこまで北向きが悪いものなのかよくわからないのですが、一般的には南向き>>>東向き>西向き>>>>>北向き、みたいな感じなのでしょうか?

実家は東向きですが、よくある下町の住宅街の混み入った立地の狭小住宅であるため、日当たりは悪いっちゃ悪いです(朝から電気をつけないと暗い)。

南向きが絶対正義って感じなんでしょうか。

となると①と同じ理由で、売りたいときに売れるのかが心配になってきます。

 

お部屋の日当たりなんてものは、方角ももちろんあるんでしょうが、周りに高い建物があるかどうかや前の道路の広さ、階数なんかも関係してきて一概には言えないみたいです。

南向きだからってなんでもかんでも日当たりがいいとは限らないっていうことですね。

 

また、友人が言うには、日当たりも大事だが北向きは湿気も懸念材料となるとのこと。

北向きであるがゆえにジメジメとしてお洋服がカビちゃう…なんてことは困りますが、賃貸の木造物件であればいざ知らず、24時間換気機能完備の分譲新築マンションであればその心配もまずないでしょう。

また、30平米程度の1LDKは単身者向けを想定しているため、売却や賃貸の際もあまり気にしない人が多くて問題にならなそうかなという結論に至りました。

購入する人は日中はお仕事で家にいない場合が多いでしょうし、夜に帰ってくるだけですから日当たりを重視しない人も多そうです。私自身もそうですしね。

北向きのせいで売れない・借り手がつかないとかはなさそうかな。

 

そうして私は懸念点を乗り越え、マンションCの購入を決意するに至ったのでした。